弘経寺(ぐぎょうじ)は、茨城県取手市にある浄土宗の寺院。
歴史
1414年(応永21年)、嘆誉良肇によって開山された。茨城県内で「弘経寺」と称する浄土宗の寺は、他に常総市の弘経寺と結城市にある弘経寺の2寺があり、当寺を含めて「関東の三弘経寺」と称された。当初は常総市の弘経寺の隠居寺という位置づけであった。
1590年(天正18年)、関東地方の新領主となった徳川家康は当寺に立ち寄り、当時の住職が有徳であったことから、家康より寺領30石の朱印状が与えられた。以降、当寺は寺運興隆し、当寺より徳川将軍家の菩提寺である増上寺法主を輩出している。
交通アクセス
- 取手駅より徒歩15分。
脚注
参考文献
- プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年
外部リンク
- 浄土宗大鹿山|取手 弘経寺




