ダムシュン県(ダムシュンけん)は中華人民共和国チベット自治区ラサ市の県の一つ。1959年に設置した県級の地方自治体。県政府所在地はタンチュカ鎮(当曲卡鎮)。
自治区の中部、ナムツォの東南に位置する。
歴史
ダムシュンはチベット語で「選ばれた牧草地」を意味する。
- 中国による県の設立以前、この地域は当雄宗・白倉宗・羊井宗と四つの熱振寺の管轄する部落に分かれていた。詳細は「ダム (チベット)を参照。
- 1959年建県し、ラサ市管轄になる。県政府所在地は中嘎村。
- 1960年、県政府所在地がタンチュカ鎮(当曲卡鎮)へ移る。
行政区画
2鎮、6郷を管轄:
- 鎮:タンチュカ鎮(当曲卡鎮)、羊八井鎮
- 郷:格達郷、寧中郷、公塘郷、竜仁郷、烏瑪塘郷、納木湖郷
交通
鉄道
- 中国国家鉄路集団
- 青蔵鉄道
- (西寧方面)- ウマタン駅 - ダムシュン駅 - 達瓊果駅 - ヤンパチャン駅 - ヤンパチェン駅 -(ラサ方面)
道路
- 高速道路
- 京蔵高速道路
- 国道
- G109国道
関連項目
- ダム (チベット)
- ラサ市



