関 成次(せき なりつぐ)は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての武将。美作国津山藩家老。津山藩2代藩主・森長継、宮川藩初代藩主・関長政の実父。
略歴
織田氏家臣・関成政の五男として誕生。
天正12年(1584年)、父・成政が小牧・長久手の戦いで戦死したため、母と共に母方の叔父・森忠政を頼る。成長して忠政の家臣となり、その娘・郷を娶り家継、長政、衆之の三子を儲けた。舅・忠政の男子がすべて早世したため、寛永10年(1633年)嫡男の家継(長継)がその養嫡子となる。同年忠政が死去したため、長継がその跡を継いで第2代藩主となった。寛永11年(1634年)、長継の家督相続の御礼言上の際に、森家家老の大塚主膳三俊、森采女可春、各務主水正利、森左近正信とともに二条城で将軍徳川家光に拝謁した。
万治3年(1660年)8月22日死去。
系譜
- 父:関成政(1552-1584)
- 母:碧松院 - 森可成の娘
- 正室:郷 - 森忠政の三女
- 長男:森長継(1610-1698) - 森忠政の養子
- 次男:関長政(1612-1698)
- 生母不明の子女
- 男子:関衆之
- 女子:長 - 森三信正室
- 女子:伊勢松 - 森正方正室



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