マーガレット・オブ・イングランド(Margaret of England, 1346年7月20日 - 1361年10月1日/12月25日)は、イングランド王エドワード3世とその王妃フィリッパ・オブ・エノーの娘。マーガレット・オブ・ウィンザー(Margaret of Windsor)ともよばれる。第2代ペンブルック伯ジョン・ヘイスティングスと結婚した。
生涯
マーガレットは当初、オーストリア公アルブレヒト3世と結婚する予定であったが、政情の変化により取りやめとなった。数年後、マーガレットはシャルル・ド・ブロワの息子でブルターニュ公位をめぐってジャン5世と争うこととなるジャン1世・ド・シャティヨンと婚約したが、この婚約は、姉のメアリーがすでにブルターニュ公嗣ジャン4世と婚約していたため破棄された。
マーガレットは、ペンブルック伯ローレンス・ヘイスティングスとその妻でロジャー・モーティマー(イザベラ・オブ・フランスの寵臣)の娘アグネスの間の息子の第2代ペンブルック伯ジョン・ヘイスティングスとともに育った。子供の頃から2人は親しい友人であった。1359年5月13日、マーガレットはジョン・ヘイスティングスと結婚した。その同じ週に、マーガレットの兄である初代ランカスター公ジョン・オブ・ゴーントがレディングにおいてブランシュ・オブ・ランカスターと結婚した。
結婚の2年後にマーガレットは亡くなり、アビンドン修道院に埋葬された。正確な没日と原因は不明であるが、最後に生存が記録されているのは1361年10月1日である。
脚注
参考文献
- Green, Mary Anne Everett (1857). Lives of the Princesses of England Vol. III. London. pp. 295-301. https://archive.org/details/livesprincesses02greegoog/page/58/mode/2up 2023年11月2日閲覧。
- Weir, Alison (1996). Britain's Royal Families: The Complete Genealogy. London: Pimlico. ISBN 0-7126-7448-9. OCLC 35042093. https://archive.org/details/britainssroyalfa0000weir




