龍祥寺(りゅうしょうじ)は三重県度会郡大紀町にある曹洞宗の寺院。山号は不盡山(ふじんさん)、本尊は薬師如来坐像。

由緒

明治時代初頭に廃仏毀釈によって廃寺となった寛文元年(1661年)創建の諏訪山龍祥寺と寛延元年(1748年)創建の不盡山宝泉寺を再興、1894年(明治27年)に宝泉寺を龍祥寺に合併し、1897年(明治30年)に双方の山号・寺号を取って不盡山龍祥寺としたことから、この年を創建年としている。1910年(明治43年)に旧宝泉寺の境内地に移った。

境内には寺の再興に尽力した龍祥寺12世・法参玄契が植えたと伝わる不盡桜(ふじざくら)がある。樹齢約140年、樹高約20メートルのエドヒガンの巨木で、毎年3月下旬から4月上旬に花を咲かせることから、寺は桜の名所としても知られている。

脚注

外部リンク

  • 龍祥寺ウェブサイト 2023年1月リニューアル

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