Invidious(インビデオズ)はYouTubeの代替フロントエンド。YouTubeに対し、軽量かつプライバシーが尊重される代替手段として使用されることを意図している。
バージョン履歴
Invidiousは、2018年8月13日にOmar Rothによって作成され、バージョン0.1.0としてリリースされた。以下は主なアップデートの履歴。
- YouTube動画の検索・再生(0.1.0以降)
- 公式開発者向けAPI(0.1.0以降)
- 地域制限回避(0.1.0以降)
- XSS対策(0.5.0以降)
- 検索フィルター(0.6.0以降)
- プレイリストRSSフィードのサポート(0.6.0以降)
- 1080pビデオに対応(0.7.0以降)
- プレイリストの視聴を補助(0.9.0以降)
- 翻訳をサポート(0.13.0以降)
- .onionインスタンスのサポート(0.13.0以降)
- YouTubeの「トレンド」ページのサポート(0.13.0以降)
- 動画のダウンロードをサポート(0.14.0以降)
- 動画プレビュー(0.17.0以降)
- ウェブ通知(0.18.0以降)
- YouTubeの「コミュニティ」タブのサポート(0.19.0以降)
- カスタムプレイリスト(0.20.0以降)
テクノロジー
Invidiousは公式のYouTube APIを使用せず、動画の再生回数などのメタデータをウェブサイト上でウェブスクレイピングしている。このウェブスクレイピングツールはInvidious Developer APIと呼ばれている。
2020年、開発者のOmar Rothはプロジェクトから手を引き、invidio.usのメインインスタンスを停止すると表明した。しかし、プロジェクトは現在も続いており、サービスの非公式インスタンスも存在している。
YouTubeからの要求
2023年6月8日、YouTubeはInvidiousに対して、YouTube APIサービスの利用規約と開発者ポリシーに違反しているとし、7日以内にサービスを停止することを求めるメールを送信した。これに対し、開発者であるTheFrenchGhostyは「InvidiousはYouTube APIを利用せず、プロキシサービスを使っているためAPIの利用規約に同意する必要がない」と主張し、Indiviousの運用に変更を加える予定がないことを明らかにした。
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Invidious Instances
- invidious - GitHub




